MIWA 三輪運輸工業株式会社 採用情報

製鉄所で働く醍醐味を実感!
鉄をつくる現場に最も近い仕事。

大塚 洋平Youhei Ootsuka

加古川支店 築炉室
2014年入社

現在の仕事は?

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私が携わるのは築炉(ちくろ)室での仕事です。構内物流に携わる当社は高炉から流れ出る約1400℃もの溶銑(ようせん)や溶鋼を運ぶのも大切な仕事の一つ。運搬のための鉄の容器にレンガなどの耐火物を施工するのが築炉室の役割となっています。私はスタッフとして溶銑鍋や溶鋼鍋、混銑車など様々な容器ごとの施工管理を行い、耐火物施工に携わる築炉職人の方々の安全衛生管理に携わっています。少数精鋭体制なので業務が立て込むこともありますが、まさに製鉄所!という臨場感ある現場で働けることに非常にやりがいを感じています。

印象に残った出来事は?

溶銑などを運ぶ容器は無限にあるものではなく、また容器にも優先順位があるので製鉄現場との情報共有が重要です。運ぶ容器がなければ生産にも影響が出ますから、「足りない」と連絡が来て急遽対応することも稀ではありません。正直、大変な面もありますが、自分の手配が功を奏し、製鉄に携わる方々から「ありがとう。助かった」と言われるのがこの仕事の醍醐味。以前、高炉の改修に携わった時、当初の予定より短期間で仕上げるとの依頼を受け、非常に厳格な工程の中での工事を実現しました。耐火物の施工を終え、4万本もの木材を投入した高炉に火が入った時の光景は圧巻。今も忘れることができません。

今後の目標は?

入社以来、築炉室に勤務しているので運輸や車両に関する知識がないのが私の弱点。今後、異動で当社の様々な事業に携わることもあるでしょうから、これらの知識を身につけるのが現在の目標です。また、併せて加古川製鉄所内の様々な設備についても学び、いま携わる分野以外の知識も習得したい。せっかく幅広い事業を手掛ける三輪運輸工業で働いているんですから、様々な仕事のノウハウを習得したいと思っています。

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就職活動中の皆さんへMESSAGE

法学部卒の私が築炉に携わるとは予想もしていませんでした。配属当初はどうなることかと思いましたが、今となってはこの部署に配属されて本当に良かったと思っています。間近で接する築炉職人の方々は国家資格者であり、日本でもごくわずかしかいないスペシャリスト。仕事を通じて素晴らしい技術に触れることで、人間としても成長できると感じています。